メガしまねの裁縫部屋

メガしまねの裁縫記録用ブログです。 裁縫の基礎知識や雑感をきまぐれに書いていきます。

(C)2017 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.(C)SUGIYAMA KOBO(P)SUGIYAMA KOBO


再生布を解説したからには虹布を解説しなければなりませんね。

虹布は最近の商材で言うと精霊王・信託・フォーチュン・賢哲と流れてきています。どれも僧侶や占いといった強くて人気な職業が着用する装備なので必然的に需要も高いです。私も最近は賢哲ばっかり縫っています。


【虹布の特徴】
正式名称は「集中力変化布」になるのですが縫う際の色が虹色なので虹布と俗称で呼ばれています。
虹布は4ターン置きに「集中力半減ターンと集中力1.5倍で会心率アップ」の効果が交互に訪れます。
そのターン使用する特技に効果が乗るので、集中力半減ターンではできるだけ集中力のかかるとくぎを使い、会心ターンではなるべく多くのマスを縫って会心をより多く狙っていくことがポイントです。

虹布の最大の攻略ポイントは「いかに会心ターンをうまく迎えるか」につきます。
再生布やピンク布(後日解説)と違い会心ターンという明確な目標を立てながら縫うことができるので比較的初心者の方でもコツを掴むのが早いと思います。

【会心レンジ】
虹布を始めるにあたってまず大事なのは「会心レンジ」を覚えることです。
会心レンジの詳しい数値や会心率については別記事にて詳しく解説していますのでそちらをご参照ください。


【会心ターン半減ターンの上手な使い方】
最初の会心ターンをどの縫いパワーでどこを縫うかによってそれまでの手順は完成します。
そして次の会心ターンをどの縫いパワーでどこを縫うか、それによって次の手順が完成します。

例えば最初の会心ターンを最強で迎えるなら、数値を48程度に調整すればよいし、次の会心ターンを普通で迎えるなら、24程度に調整すればよいです。

虹布は常に会心ターンまでの計9ターンを1セットで考えていくと寄せのイメージも付きやすいですね。

会心ターンはなるべく多くのマスを縫いたいです。最低でもたすきや滝登りなどの2マス。
多くの場合では大滝のぼりや水平縫いなどの3マス縫い。
場合によっては巻き込み縫いで4マスや5マスの会心を取ることも期待できます。

しかし、会心ターンを縫うマスを多くすればするほど会心ターンで使う集中力は高くなりますし数値の調整も難しくなってきます。

会心ターンで集中力をたくさん使うので、それを補うように半減ターンもできるだけ効率よく縫いたいです。

例えば、半減ターンでただ縫うだけなら、集中力が5から3で、2しか節約できません。
しかしこれが巻き込み縫いになると15から8で7も節約できます。

イメージとしては、「会心ターンで縫うとくぎと同じくらいの集中力を使う特技を、半減ターンで使うようにする。」ことがポイントです。

例えば
会心ターンで大滝のぼりを使うとき。
大滝のぼりは集中力10なので会心ターンでは集中力15消費します。

半減ターンで同じく大滝のぼりを使うと、集中力を5しか消費しません。

2つ合わせて15+5で集中を20消費しています。これならば大滝を普通に2回縫ったことと同じで、おまけに会心率アップがついてきたと考えられます。

虹布で大切なのは会心ターンですが、それを補う形の半減ターンもしっかり意識していきましょう。


【大事なのは手順より数値】

虹布は、その縫う筋道の立てやすさから手順化のしやすい布です。
再生布やピンク布なんかよりもランダム性が低いので手順化の傾向はより顕著です。


私もよく虹布の手順を教えてくださいと言われます。もちろん大まかな流れを知ることも大切ですが、もっと大切なことは繰り返しになりますが。「いかに会心レンジの数値に合わせるか。」です。


具体例を出すことが難しいですが
例えば、8ターン目にふつうで水平縫いという手順が解説されていたとします。
おそらくその意図は「9ターン目の最強での会心ターンの調整」を意味しています。

仮に残り数値が 65 65 65 ほど残っていたらその手順通りで問題ないです。意図通り水平縫いすればだいたい最強の会心レンジに入ります。

仮に残り数値が 50 50 50 ほど残っていたとしたら。
手順通り水平縫いをすると。出る数値によっては、最強で水平をしても会心が出ずに誤差2ができてしまうかもしれません。
(普通で18を引いて。最強で34を引いてしますと誤差2になる)

この場合では手順通りの水平縫いはおろか50の位置に触らない方が良いです。別のところを縫いましょう。

このように虹布で大切なことは「目指すべき数値(会心レンジ)」なので、それを目指すための手順が確立してくるのです。
手順の裏に隠された意図(できるだけ多くのマスを会心レンジに近づける)を読み取れば、野良会心や高め低めの数値を引いた時にも、?マスで何を引いても大丈夫な対応力がつきます。



【会心のバリューを考える】

少々込み入った話になるので、より数字や確率が苦手な方は読み飛ばしてもらっても結構です。

会心レンジに入れることは重要ですが、ただ闇雲というわけにもいきません。どれだけ会心を引いてもそれまでに集中力を使いすぎてしまっていては最後の調整が足りずぬ☆3を逃したなんてこともあります。

大事なことはかけた集中力と会心のバランスです。

もう少し具体的な話をします。


残り数値50の個所があります。会心ターンは最強で迎える前提です。
縫いパワー弱いが来ました。

最強の会心レンジは48です。2足りません。50に弱いを縫えば会心レンジに入ります。
しかし、絶対に48を会心で引くわけではないです。

仮に、50で26の会心が出たならば、ぴったり0になります。
仮に、50に弱いを縫って、42程度の場所に会心が出ても、ぴったり0になります。

同じ会心でぴったり0ですが、後者の会心は弱い縫う分の集中力5を無駄にしていることになりますね。

会心レンジは48ですが、50でも24の会心以外はぴったり0です。
もっと言えば60でも30以上の会心引けば0ですし、70でも36の会心引けば0です。

これが『会心のバリュー』です。

会心ターン合わせることも大事ですが、そこに向かうまでの集中力をいかに節約できるかも大事なのです。
むやみに全部位48以下にしようとしていたなら間違いです。時には56や54など、少し高めの数値が残っても会心ターンを迎えることが大切です。

もちろん、絶対に会心に入れたいということなら50に弱いを縫うことも悪くないです。それは自分のプラン次第で無限に選択肢があります。





虹布は攻め方や手順が比較的シンプルな分、高級商材の導入としてはおすすめです。しかし突き詰めればかなり考えることも多いですし手順も無限に存在し得ます。

この記事で少しでも皆さんの大成功率が上がればと思います。


※あくまで個人的な雑感なのでこの記事が100%正解ではないです。

再生布はおそらく裁縫職人が初めてがっつり縫う装備の布になるんじゃないでしょうか。
多くの方が、依頼や皮のてぶくろ、たまに一発仕上げなんかしてコツコツレベルを上げ、
35~40ほどになれば原始獣や拳聖、あるは無法といった結晶装備を縫うことになります。


この3つすべてが「再生布」です。
というわけで前半は再生布をざっくり説明していきつつ、後半は細かな攻め方についても触れていきましょう。

※あくまで私の考えです。断定的に記事は書いていきますが確実な正解というわけではないのであしからず。



【再生布の特徴】

再生布は「黄色に収まっているマスを除くすべてのマスから、一番縫いの割合が進んでいるマスの数値が4ターン置きに12~16ランダムに戻る」という特徴を持っています。文字にするとさっぱり分からん。

すごく簡単に言えば、一番多く縫っているところが12~16再生するってだけです。
再生ターンはちょっと覚えにくいけど、
1、2、3、4回目縫ったら戻る。1、2、3、4回目縫ったら戻る。というリズムで覚えましょう。


ちょっとだけ注意しなければならないのは、実数ではなく割合で再生マスは決まります。
具体例で説明しましょう。

基準値が100と90のマスがあるとします。
基準値100のマスが50削れていて。基準値90のマスが40削れているとします。

どちらも実数では残り50ですね。ですが割合で換算します。
基準値100のマスは50削れているので、50%削れていることになります。
基準値 90のマスは40削れているので、44%削れていることになります。


つまり、同じ残り50でも、基準値100のマスの方が割合で言うと多く削れているので、この場合は基準値100のマスが再生します。


では基準値90のマスが基準値80だったとしましょう。
基準値 80のマスは40削れているので、50%削れていることになります。

実数では50残りと40残りなのですが、割合ではどちらも50%なのでこの場合はどちらかがランダムに選ばれて再生をします。


再生マスを判断するのはなかなか難しいです。ですが、とっても再生を分かりやすく方法が一つあります。

「ー5以上の赤色部分があれば間違いなくそこが再生する。」

当たり前ですがとても重要なことです。再生布の最大のメリットはここにあります。


【再生ターンの活用】

再生ターンを最大限に活用できれば、再生布も簡単に攻略できます。

一番の分かりやすい活用方法が『いやな数値をわざと赤色にして、再生ターンで戻す。』という方法です。ではここでも具体例を上げます。

順調に縫いを進めていたけど、誤差2の部分が出てしまいました。通常ならもうこの部分は触らず諦めるところです。

しかし、この誤差2の部分を意図的に普通で縫います。
数値はもちろんオーバーして -10 ~ -16 という数値になります。これで再生ターンを迎えると、12~16戻ってきて上手くいけば誤差0や±1にすることができます。とっても便利です。
しかし、もちろんまた誤差2で帰ってくる場合もあります。こればかりはどうしようもないです。


誤差2から誤差0を生み出すこともそうですが、再生マスをコントロール出来ることも大事です。

結晶装備などは特に、まだまだレベルが低いので集中力が足りなくなりがちです。
そんな中で白色のマスが再生してしまうと、また削るのに集中力が必要になってジリ貧になってしまいます。
そんな中で赤色のマスを意図的に作れば、結果として集中力の節約にもつながります。


もちろんむやみやたらに赤マスを作ればよいというわけでもないです。再生ターンでは12~16しか戻らないので、最大でもー16の赤色までにするのが良いです。
ー17の場所に12の再生を引いてしまうと、まだー5で赤色に残ってしまいます。

このー12~-16の範囲を虹布とひかくして「再生レンジ」と呼ぶ人もいます。

再生レンジが分かると、どの数値にどの縫いパワーで縫ってしまっても良いのかが分かってきます。
具体的な数字を列挙しましょう。

残り2と3・・・普通で縫ってもよい。
誤差2の場所なら-10~-16 誤差3の場所ならー9~-15

残り10~12・・強いで縫ってもよい
残り10の場所なら・・ー8~-17
残り11の場所なら・・-7~-16
残り12の場所なら・・-6~-15


残り10で最大値を引いた時だけー17が嫌ですが、10は弱いで縫うのも嫌な数値なので強いで縫うメリットは十分高いです。


残り20~22・・最強で縫ってもよい

残り20の場所なら・・+2~-16
残り21の場所なら・・+3~-15
残り22の場所なら・・+4~-14

意図的に赤にするというよりも、道中の最強での大滝のぼりや水平を可能にするという意味合いが強いです。
具体例を一つ

36 20 36 と数値が残っている個所があるとします。縫いパワーは最強です。
通常の布だと20が邪魔で最強の水平縫いはできません。

しかし、再生ぬのだと、20を縫っても再生ターンで戻ってくるので思い切って水平縫いが可能です。
36も同時に削れて集中力も節約できます。一石二鳥ですね。

もちろん同じような状況が強いや普通でもたまに訪れます。そんな時も再生レンジを上手に活用して積極的に赤を作りながら効率の良いとくぎを使っていきましょう。


小技として、誤差ー2の場所を弱いで縫って赤にして再生させるという技もあります。
しかし、この場合誤差0にはならず再生すれば誤差 +8~+1の範囲で帰ってきます。
誤差0になることもなく、大きく戻るともう1手必要で、+3~4になるとかげん縫いで集中力10使うということも念頭に置いておきましょう。


【各部位ごとの考え方】
同じ再生布といえど縫う部位によってもかなり考え方が変わってきます。
最後に各部位ごとで私なりの戦略について雑多にですが書いていきます。


・頭
4マスで誤差2以内にしなければなりません。4マスなので全体の基準値が高めに設定されており、序盤の再生ターンはどうしても白のマスが再生することになってきます。
それを回避する方法として結晶装備では上の1マス出っ張っている部分をまずは3倍縫いなどで一気に削り赤にして、下を最強の水平縫いなどで効率よく削っていく戦略があります。

とにかく職人レベルがまだ低い間は白色のマスを2~3回戻してしまうことでかなり集中力が足りなくなってきます。
最低でも2回目の再生・8ターン目までには赤色のマスを準備して白を戻さないように手順を考えていきましょう。

下に3マスならんでいる列に水平縫いを何回打てるかもポイントになってきます。
とにかく効率よく縫いを進めていって、最後の弱いで精神統一を重ね、微調整に何手かけられるかが勝負の分かれ目となります。



誤差0を積極的に狙わなければならないので、必然的にブレの少ない弱いかげん縫いや弱い糸ほぐしなどで最終調整をすることが多くなります。
逆に言えば、誤差+4、-3、-4、の数値が残りそうな縫い方は積極的にやっていきましょう。

例えば、14~15といった数値も序盤から普通で縫ってみてよいです。仮に高めの1718を引いても糸ほぐしで戻ってこれます。
誤差2を引いても再生布の強みで赤にして戻すこともできます。

頭は見る場所も少なく再生させたい場所もはっきりしてくるので割とおすすめの部位です。



・体上
わたしは再生布の体上が、全部の裁縫商材で一番苦手です。なのであまり上手に解説できないですごめんなさい。

9マスで誤差8までOKです。誤差範囲が大きいからと言ってなんとなく縫っていると痛い目にあいます。

基本的にはマスが多い分全体の基準値は低めに設定されているので、うまくいけば最初の再生ターンから赤マスを作り再生コントロールができるようになります。

体上の失敗するパターンはとにかく
「誤差4、3、-3、-4」ができすぎて、最後の調整の集中力がなくなって寄せきれない。

というところです。基本的には9マスもあって全部を均等に寄せなければならないのに、たった1マスのかげん縫いに集中力10や糸ほぐしに集中力16も取られてしまうと、とてもじゃないけど集中が足りません。

特にまだレベルの低いうちは誤差4,3ができるほど大成功が遠のくといっても過言ではありません。

対策としては誤差-4やー3ができてもむやみに糸ほぐししないことです。
場合によっては-4、-3を弱いで縫って赤にし、再生させるという手段も取れます。もしかしたら周りの数値がきれいにはまって、-3とー4を触らなくても☆3が取れるかもしれません。
ここが体上の他部位の考え方で大きく違うところですね。


また、再生ターンの活用で最後に書いた最強や強いでの再生レンジ入れも頻繁に使います。
幸い誤差範囲が広いことで☆2が1~2個できていてもなんとか☆3になることもあります。
2を見たらすぐ再生にもっていくのではなく、強いや最強を効率よく大滝・水平縫いできるようにも心がけましょう。


・体下とうで
どちらも6マス誤差4以内です。特徴が似ているのでまとめて解説します。

6マス誤差4なので少なくとも2マスは誤差0に入れないといけません。
ここが重要です。

つまり、マスが多いので体上のように集中効率よく縫うことも考えなければならないし、頭のように誤差0を作りに行く強気の攻めた縫い方のバランスが大事です。

もう少しかみ砕いて言うと、前半は多少粗削りでも誤差+1いないを狙いつつ体上のように大胆に。
後半はしっかり数値と確率を把握しながら誤差0を目指す頭のように縫うのが大切です。
これを意識するだけで大成功率は変わらってくるはずです。
※つまり、体下がやりたいからってここで見ているそこのあなたは少し上にスクロールして頭と体上の部分から見直してきてくださいということです。笑


体下と腕で特に意識しなければいけないことは誤差2をとにかく避けていくことです。
誤差2ができた瞬間に、5マスで誤差2以内という鬼畜ゲームに進化します。頭や足より難しい。

しかしどうしても誤差2は避けられず出る時があります。そんな時は弱いの2倍縫いや縫うを使って強制的に赤にしてでも戻すことがしばしばあります。

考えることは多いですが慣れたら割と簡単です。おそらく一番再生布の練習になるんじゃないかなと思います。


・あし

頭と同じ4マス誤差2以内ですが、似て非なるものです。
水平縫いが使えないので基本的には2マスづつしか進めて行けません。
頭のように上だけ一気に削って赤にして、他の部位を埋めていくという方法も取れません。

こうなるととにかく集中節約で攻めるしかないです。精神統一の回数も最小限にしてブレを無くし、たすきや逆たすきで片側をとにかく削る。
そちらを再生コントロールにあてたりしながら反対側を同じくたすき逆たすきで削っていく。
集中力はそれなりに余るのであとは弱いや再生でなんとか誤差2に収める

という作戦ですね。

慣れた思い切って最強の3倍縫いとかしまくってもいいです。
ですが最強の3倍縫いは最小71最大108と非常にブレが大きいです。数値が安定しないので対応力も必要です。




かなり長くなってごめんなさい。ほんとは画像なども載せれたらいいんでしょうが今はなかなか時間がなくて。
時間が取れたら画像など作成して加筆修正しますね。

これを見て少しでも再生布に対する苦手意識が減ると嬉しいです。





裁縫職人で☆3量産を狙うために欠かせないのが『会心』
会心を制するものは裁縫を制するといっても過言ではありません。
しかし、では実際にどれだけの確率で会心が入るのか?と聞かれたらなかなか答えられない人も多いです。

この記事では実際の会心率の仕様から確率まで開設していきたいと思います。


【会心の手ごたえとは】
会心の手ごたえが出ると『出た数値の2倍縫えて、誤差0の範囲に来ればそこで止まる』仕様です。

具体的に説明しましょう。

残り数値50の部分に最強の縫いパワーで縫うと仮定します。

会心が出ずに36が出たとすれば、残り数値14になります。

会心の手ごたえで36が出たとすれば2倍量の72縫いが進みます。
しかし、残り数値50の部分だったので、通り過ぎずに50で止まって誤差0になります。
これが会心です。(下記の偽会心と対比して本会心と呼ぶ人もいます。)

では残り数値50の部分に同じ最強を縫っても、24が出た場合はどうでしょうか。

24の2倍量の48縫いが進みます。これでは誤差0の範囲に届かないので残り数値2になります。
いわゆる偽会心とよばれているものです。


【会心レンジ】
確実に本会心になる数値を会心レンジと呼びます。虹布や会心布でよく使う数値ですね。
会心レンジの基準は『縫いパワーの最低値の2倍』です。具体的な数値は以下

弱い・・12以下
普通・・24以下(会心×2も同じ)
強い・・36以下
最強・・48以下

覚えにくい人は、最初が12で始まって12づつ増えていくと覚えたらいいです。

会心レンジの部分を縫って会心が入れば確実に誤差0になります。


【会心率について】
会心率とは言葉そのままに『会心が起きる確率』です。
どの場面でどれだけの確率で会心が出るかを覚えると、大成功率も少し上がってきます。

会心率には大きく分けて2つの変数により計算で求められます。

1、基本会心率
みなさんがそれぞれ持っている会心率のこと。裁縫職人のレベルアップや使う針によって変わってきます。

Ⅰ職人レベルによる会心率
レベルが上がることによって基本会心率が増えていきます

レベル10・・+0.1%
レベル20・・+0.2%
レベル30・・+0.3%

数値は加算ですので、レベル30になると+0.6%基本会心率がもらえます。


Ⅱ針の会心率
使う裁縫針によっても会心率が変わってきます。

銅の裁縫針・・・・+1.0%
銀の裁縫針・・・・+1.5%
鉄の裁縫針・・・・+2.0%
プラチナ裁縫針・・+2.5%
超裁縫針・・・・・+3.0%
奇跡の裁縫針・・・+3.3%
光の裁縫針・・・・+3.6%

上記は☆なしでの数値でさらに針はできの良さ(☆の数)によっても会心率が加算されます。
☆1・・+0.1%
☆2・・+0.2%
☆3・・+1.0%


「基本会心率は上記の数値を加算した数値になります。」

例えば、レベル10の職人で銅の裁縫針☆1を使うと
0.1%+1.0%+0.1%= 1.2% になります。

最高値は、レベル30の職人で光の裁縫針☆3を使うと
0.6%+3.6%+1.0%= 5.2% になります。

基本会心率はいわゆる「野良会心」が起きる確率でもあります。
どんなけひどい数値になっても、野良会心が来れば大成功!という確率は最大でも5.2%です。
こうして数字で見るとかなり低い確率なことがわかります。



2、縫いパワーや特技、特殊ターンによる会心補正
使う特技や縫いパワーによっては、基本会心率に補正がかかります。
種類は「会心×2」「狙い縫い」「虹布会心ターン」「会心布の光マス」「必殺技」
この5つです。

Ⅰ会心×2

「針の会心率が加算」されます。
具体例を出します。

銀の裁縫針☆3を仕様するとします。
会心×2の縫いパワーが来た時の会心率は
針の会心率 2.5+レベルによる会心率0.6+会心×2の補正+2.5 = 5.6% になります。

ややこしいですが、会心×2の縫いパワーはあまり期待しない方がいいですね。

Ⅱ狙い縫い
基本会心率が8倍になります。先ほどたとえで出した基本会心率の最高値5.2%の状態で狙い縫いをすると

5.2×8= 41.6% になります。



Ⅲ虹布の会心ターン
基本会心率が7倍になります。先ほどたとえで出した基本会心率の最高値5.2%の状態で狙い縫いをすると

5.2×7= 36.4% になります。

Ⅳ会心布の光マス

申し訳ないのですが、私の調査では正確な数値は得られませんでした。ですが実感では虹布の会心ターンと同じくらいの補正値だと思っています。
随時検証など進めて行きます。具体的に数字が出せるようになれば編集します。


Ⅴ必殺技
必殺技が使用された以降は会心率が常時2倍の状態になります。強い。
会心×2の縫いパワーと表記は同じなのですが、効果ははるかにこちらが強いです。



会心補正値には「優先順位」があります。
小学校の時に勉強した、足し算掛け算が混ざっていたら掛け算から先に計算する、といった感覚です。



左にあるものほど先に計算が行われます。


【会心率の算出方法】

では上記の数値と計算方法を元にして実際の会心率を求めていきます。

レベル30で光針の☆3を使用したとき。

会心×2の縫いパワーで縫うと
4.6+0.6+4.6= 9.8

ここに狙い縫いを入れると
5.2×8+4.6= 46.2%

意外と低いですね。


狙い縫いだけだと
5.2×8= 41.6%

さらに必殺状態になると
41.6×2= 83.2%

すごい確率。


では最後に注意の「虹布の会心ターンで狙い縫い」の会心率は

5.2×8 + 5.2×7 = 78.0%

虹布の会心ターンと狙い縫いの補正率の優先順位は、上記したように同列なので、掛け算ではなくそれぞれで計算した後に足し算をします。(5.2×8×7ではないので注意ということ!)

なおここに必殺技が入るとここから2倍なので156.0%になります。つまり確実に会心。


今自分がどれだけの確率で会心を引けるか知ることは裁縫職人上達の必須事項です。
数値や計算などごちゃごちゃとめんどくさいですが。
だいたい30% だいたい50% ぐらいの感覚で覚えておいても損はありません。


会心を制するものは裁縫を制します。みんなも会心出しまくって☆3量産しよう!!


↑このページのトップヘ